2023年の運用結果を振り返った結果から、2024年からの運用方法を徹底し、
確実に資産を倍増できるよう運用していきたいと思います。
2023年の運用結果の反省から以下のポイントに重点を置いて資産倍増計画を開始していきます。
「複利」∞「時間」でお金を育てる資産倍増計画~7つのポイント~
「複利」∞「時間」でお金を育てる資産倍増計画~7つの戦略~
- 為替差益(売買損益)で大きく利益を獲得する!
- スワップポイントで含み損から回復せよ
- 自動売買を使った攻めの投資
- 低レバレッジの資金管理
- 「複利」を「時間」を使った中長期運用
- ざっくりとしたファンダメンタルズ分析
- ギャンブル的なトレードをしない
2024年からは上記の7つのポイントをもとに資産倍増計画を立てていきます。
戦略その1:為替差益(売買損益)で大きく利益を獲得する!
「資産倍増計画」では、基本的には、為替差益(売買損益)とスワップポイントのダブルインカムを狙います。
例外的に、為替差益(売買損益)のみを狙った戦略もあります。(CFD取引や、AUDNZD、USDCAD、EURGBP等の通貨ペアを取引する場合)。
まず、為替差益を狙う理由としては、為替相場は常に動いており、暴落する時もあれば暴騰する時もあります。
この動きにしっかりついていければ、為替差益の利益を十分に得ることができます。
加えて、通常(設定にもよりますが)、為替差益はスワップポイントよりも大きくなることも理由の一つです。
為替差益を狙っていくことになるので、ファンダメンタルズを考慮すると、レンジ相場か上昇相場が適していると言えるでしょう。
為替差益を狙った戦略はこちらの記事⇒現在記事作成中
戦略その2:スワップポイントで含み損から回復せよ!
スワップポイントについては、注文は買い注文のみを行い、売り注文は行いません。(売りでスワップポイントががプラスになる場合は、売り注文のみを行い、買い注文は行いません。)
買い注文のみを入れるのは、相場が下落の局面でも時間を味方につけてこつこつスワップポイントをためつつ含み損を減らしながら運用することができるからです。
売り注文を入れてしまうとマイナススワップとなり日々スワップポイントの支払いが発生し、含み損が日々増えていってしまい、精神的にとてもつらい状況になってきます。
ちなみに某有名Youtuber 〇〇〇氏は米ドル円(USDJPY)およびクロス円のショートポジションを持ち続けて、億単位の莫大な含み損を抱えながら、マイナススワップを支払い続けているみたいですし、
某有名トラリピ運用者はユーロ円(EURJPY)のショートポジションを仕掛け続け強制ロスカットされたとX(元Twitter)でポストしてました。
ファンダメンタルズ的にも、金利がつく通貨を買い、金利がつかない通貨が売られるのは理に適っているといえます。
為替差益とスワップポイントのダブルインカムを狙っていく方法は、為替取引を行っていく上で、デメリットが見つからない手段であると言えます。
スワップポイントを重視した戦略は以下の記事を参考にしてください。
戦略その3:自動売買を使った攻めの投資!
メリット | デメリット |
---|---|
メリット 取引の機会を逃さない メリット 利益確定のタイミングに迷わない メリット 相場の方向性をざっくり読めばいい メリット | デメリット スワップポイントが低い。 デメリット スプレッドが広い デメリット 手数料がかかる業者もある デメリット 注文設定は慎重にする必要 |
今回は2023年に私が資産運用して感じた自動売買のメリットをデメリットを紹介したいと思います。
各FX業者の自動売買の特徴については、各運用方法のページにて紹介をしていきますので、そちらを参照してください。
メリット①:取引の機会を逃さない。
為替相場は24時間眠ることなく動いています。
仕事をしている間も、寝ている間も、会社へ出勤している間も、家族サービスしている間も・・・・
24時間のうち、みなさんはパソコンの前でチャートを見れる時間はどのくらいありますか?
ちなみに私の妻は鬼嫁なので、夜仕事から帰宅してパソコンの前に座れるのは23時過ぎてからです。
その時間から直接取引できても、1時間程度で体力的にタイムリミットが来てしまいます。
そんな状況でトレードしても良い結果はなかなかでません。
仮に頑張っても体力的にも疲れますし、何しろ翌日の仕事に響いてきたりします。
そこで登場するのが、自動売買です。
自動売買であれば、一度しっかり注文をして、週1回程度資金管理のために証拠金が足りているかなどをチェックすれば、あとは仕事をしている間も、寝ている間も、家族サービスの間もコツコツ稼ぎ続けてくれます。
メリット②:利益確定のタイミングに迷わない
私が、裁量トレードをしてみた経験上、含み益が生まれている状態になっているが、どこまで含み益が大きくなった段階で利益確定すればいいか判断できないようなことがよくありました。
その結果、含み益があったにも関わらず利確できず、あげくの果てに含み損になってしまい、最悪の場合、損切りになってしまったということも経験しています。
自動売買では、利益確定幅も含めて注文もすることになるので、ある価格までレートが上昇したら、自動的に利益確定します。
自動売買では裁量トレードのように、利益確定のタイミングで迷うことがなくなります。これにより、売買損益の金額が安定してきます。
メリット③:相場の方向性をざっくり読めればいい
裁量取引をする場合、特にデイトレードやスキャルピングでは、チャートを見ながら、短い時間でレートがどう動いていくかを相場予想する必要がありますが、
「資産倍増計画」で採用する手法は、一定間隔で罠をはりレートの動きで為替差益をゲットする定置網漁のようなものなので、基本的には、相場の予想がほぼ不要です。
ただし、相場の予想をざっくりしてあげることによって、含み損が増えずらくなったり、自動売買の注文設定を有利に仕掛けることが可能になります。
デメリット①一般的にスワップポイントが低い
自動売買システムを提供しているFX業者ではスワップポイントが低く設定している場合が多く、
計画その2のスワップポイントで含み損を減らしていく手法の効果が半減してしまいます。
このデメリットを克服するにはできるだけスワップポイントが多くもらえるFX業者を選択するようにします。
デメリット②:スプレッドが広い
自動売買システムを提供しているFX業者では、スプレッドが広く設定されている場合が多いです。
自動売買手数料を無料とはしているものの、手数料分をスプレッドを広くして賄っているFX業者もありますのす。スプレッドは取引回数が多くなるほど収益金額に響いてくるので、できるだけスプレッドが狭いFX業者を選択するようにしましょう。
デメリット③:手数料がかかる業者もある
手数料がかかるFX業者もあります。
自動売買という便利なシステムを提供してくれているので手数料が掛かってしまうのは、仕方がないことでしょう。また、手数料は無料であっても、スプレッドを広くしている業者もありますので、こちらも併せて注意しましょう。
ただ、自動売買で取引するにしても、できる限り手数料を抑えたい、もしくは、手数料がかからない方がいいに決まっています。
こちらもうまくFX業者を選択することでデメリットを克服することが可能ですので、慎重にFX業者を選びましょう!
デメリット④:注文設定は慎重にする必要あり
自動売買で取引をする上で、一番気を付けなければならないところです。
こちらの記事では「みんなのシストレ」という自動売買で強制ロスカットされたことを書きました。
「みんなのシストレ」では、推奨証拠金の何倍もの投資数量設定をしてしまったため、利益がでる時は爆益、含み損を抱える時は爆損といった極端な状態が発生していました。
このように設定を誤ると、いとも簡単に強制ロスカットや多くの含み損を抱えて、相場から退場を余儀なくされていまうことがあります。
自動売買は、24時間眠ることなく注文を出し続けるので、良い部分もあり、悪い部分もあります。
このデメリットを克服するコツとしては、利益が出すぎていたら危険なので設定を見直すことと、一番最悪の事態(暴落)を想定して注文設定することと低レバレッジで運用することです。
自動売買を利用したポートフォリオ
上記のような、メリット・デメリットが考えられますが、
スワップポイント・スプレッド・手数料等で有利FX業者の探し出し、注文設定等を工夫することで、デメリットを克服することは可能です。
以上の点から、自動売買システムを利用するメリットの方が十分に大きいと思います。
現在自動売買で資産運用しているポートフォリオの記事です。よかったら参考にしてください。
戦略その4:低レバレッジでの資金管理で鉄壁の投資を!
FXやCFDではレバレッジを掛けた取引をすることができます。
レバレッジとはてこの原理と同じで、小さい力で大きな力を生み出すことができます。
FXやCFDに置き換えると小さいお金で大きなお金を動かすことができるということです。
このレバレッジは、もちろん資産を増やす上で、とても有利になりますが、
うまく使わないと、大きな損失を生むこともありますので注意が必要です。
FXやCFDでいうロスカットという大惨事になりかねません。
せっかく小さいお金で大きなお金を動かすことができるのですから、
なるべく安全運転で資産運用をしていきましょう。
戦略その5:「複利」と「時間」を使った中長期運用!
戦略その6:ざっくりとしたファンダメンタルズ分析で相場の方向感をつかむ!
資産運用をするにあたって相場を完璧に読むことはできませんが、
相場の方向感であれば、大まかに掴んでいくことは可能です。
ちなみに相場は、地政学的な事件などを除けば、金利による影響を受けています。
まずは、為替FXで具体例を挙げてみたいと思います。
為替FXでの具体例:金利が高い方にロングする!(スワップポイントが高い方にポジションをもつ)
米ドル円を具体例にあげると、
現在、アメリカの政策金利は5.5%であるのに対して日本の政策金利は0.1%です。
基本的に金利が高い方にお金は動く傾向にあるので米ドル買いに動く傾向があります。
なぜなら米ドル円をロング(買う)すればスワップポイントを日々獲得することができるからです。
逆に米ドル円をショート(売る)すればスワップポイントを日々支払うことになってしまいます。
誰も好き好んで損をするショートを続けることはできないので、ロング(買い)が優勢ということになります。
もう少しかみ砕くと、
アメリカの銀行に自分のお金を貯金していた方が、日本の銀行にお金を預けるより利子が付くということです。
このざっくりとした相場の方向感さえもっておけば損失をするおそれは減ってくるでしょう。
金利が高い方の通貨を買われる傾向になる
株価での具体例:金利が下がると株価は上がる!金利が上がると株価は下がる!
さて、次は株価で金利がどのような影響を受けるか説明しましょう。